診療案内

Medical information

内科

体の様々な不調や症状に対応します。発熱、咳、倦怠感などの一般的な症状から、高血圧、糖尿病、高脂血症などの慢性疾患まで、幅広く診療を行っています。
また、生活習慣病の予防や管理についてもサポートし、健康な生活を送るためのアドバイスを提供します。


循環器内科

心臓や血管に関連する疾患の診断と治療を専門としています。高血圧、不整脈、狭心症、心筋梗塞などの病気に対して、適切な治療を提供します。


呼吸器内科

呼吸器系の疾患の診断と治療を行っています。喘息、気管支炎などの呼吸器疾患に対応し、呼吸器の健康を守るための治療と管理を提供します。
咳や息切れ、呼吸困難などの症状がある方は、早めの受診をおすすめしています。

高血圧の考え方と治療

高血圧とは?

血圧とは、血液が動脈を押し広げようとする圧力のことです。心臓が収縮する時に高くなり、逆に心臓が拡張するときに低くなります。このときに高い圧力がかかっている状態を高血圧と呼びます。

日本では軽症者も含めると60才以上の高齢者の約半数が高血圧症であると考えられています。高血圧は、自覚症状がほとんどなく、静かに進行します。何年もかけてじわじわと進行し、脳卒中や心筋梗塞、心不全、腎不全などの合併症を引き起こす要因にもなる恐ろしい生活習慣病です。

日々、血圧を測定しながら、血圧を下げるよう努力することが健康への第一歩です。

高血圧の程度

軽症高血圧だからと言って侮ってはいけません。
肥満、喫煙、塩分の多い食生活は、血圧を容易に上昇させます。

程度血圧
軽症高血圧140~159/90~99mmHg
中等度高血圧160~179/100~109mmHg
重症高血圧180以上/110mmHg以上

目標血圧

130/80mmHg前後を目指して、薬剤を投与する場合があります。高齢者や重症高血圧の場合は、急激に下がらないように処方します。血圧が低すぎる場合には、立ちくらみ、ふらつき、頭痛が起こる場合もあるので、血圧の数値が良くなったら薬を減量します。自覚症状がなくても、110/60mmHg以下の場合でも注意しましょう!

高血圧と危険な合併症とその因子

危険因子はリスクファクターとも呼ばれ、多ければ多いほど心血管系疾患になりやすいといえます。

  • 糖尿病
  • 脂質代謝異常
  • 脳血管障害
  • 心疾患
  • 腎疾患
  • 肥満・高齢
  • 喫煙

生活指導

高血圧患者の生活改善は、治療の基本です。以下のように生活を改善しましょう!

  • 食事療法…野菜・果物を積極的に摂取して下さい。特に肥満(BMI 25以上)の人は体重が減れば、血圧が下がります。
  • 運動療法…毎日30分以上の有酸素運動を心掛けましょう。
  • アルコール制限
  • 禁煙

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